デジタル遺品とは…どのように扱うのが正解なのかな

公開日:  最終更新日:2020/07/20

最近は終活という言葉が流行っているように、自分の死後に残された人たちが困らないよう準備をして置くことがマナーとされるようになりました。
自分はまだそのようなことを考える年代ではないのですが、身の回りにデジタル関連のものがたくさんある時代だけに、将来的に終活をするようになったときにはデジタル遺品の扱いをどうしようか悩んでしまいました気がしました。
それだけに時期としては早すぎても、いざという時のことを考えるのは大事かなと思ったのです。

遺品の定義は広い

遺品と一言で言ってもその幅は広いものであり、価値のあるものもあればガラクタもあって一概にこれだと言えるものではありません。
一つだけはっきりしているものがあるとすれば、亡くなった人が所有をしていたものと言う部分があり、これに関しては定義が揺らぐことはないでしょう。
しかし、そこでまたもんだいとなってくるのが今の時代は遺品と言っても必ずしも品物ではなく、データであることもありますから、その辺の扱いをよく考えて置かなければなりません。
最近よく聞くデジタル遺品ですが、デジタル遺品とは実際に物があるわけではなくあくまでも記録された情報であり、それは遺品として扱うかどうかという問題が出てきます。
例えば携帯電話そのものは故人の遺品であることは間違いありませんが、その中に含まれているデータは一体どうなるのかということです。
これからの時代はこのようなものがたくさん出てくるだけに、比較的若い人ほど扱いを考えて置かなければならないのかも知れません。

故人が嫌な気持ちにならなければ良いな

デジタル遺品の扱いに正解はないのかも知れませんが、できることなら故人が嫌な気持ちにならないように扱いたいところです。
例えばそれが故人にとって残しておいてほしいものなのか、あるいは消しておいてほしいものなのかをよく考えなければ、故人の意に反することになってしまう可能性があります。
自分だったら人に見られたくないもの、扱いに困るようなものは先に消去しておこうと思うのですが、全ての人がそれを必ずできるとは限りませんし、準備をする間もなく亡くなってしまうこともありますから、遺族があとを継ぐことになることも少なくありません。
そのような自体になったときには、一体どうやって処分をするのが正解なのか悩んでしまいそうです。
暗証番号がかかっていればどうすることもできませんから、割り切ってなかったことにすることもできるかも知れませんが、自由に情報が読み取れるときには故人に嫌な思いをさせず綺麗な形で処理するのは難しいかも知れません。


シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP ↑